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VOL.24 2001.09.16
ピーター F.ドラッカー
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「『事業の定義』を創造的に破壊する」
Peter F.Drucker (1909〜2005) http://drucker.cgu.edu/ ウィーン市生まれ。18歳、毛織物商社、米国系金融会社勤務、22歳、フランクフルト大学国際公法博士。24歳、渡英、ロンドンで保険会社・銀行のエコノミスト、日本画に魅了される。34歳、GM社コンサルティング、アメリカ国籍取得。41歳、ニューヨーク大学ビジネス・スクール教授、GE社コンサルティング。57歳、“産業経営近代化および日米親善への寄与”の功で勲三等瑞宝章受章。93歳、大統領自由勲章受章。出典は「企業永続の理論」(HBR1994.9)、NHKBSドラッカー特集(2000.7)etc.から。
「『事業の定義』は、常に見直し、環境変化に対応させていかねばならない。事業の定義は、組織全体に知られ、理解されなければならない。事業の定義とは、文化ではなく規律である」
「企業であれ何であれ、あらゆる組識が、自らについて定義を持つ。実際に、明瞭で一貫性があり、焦点の定まった有効な定義は極めて強力である」
「成功する為にはいかなる組織もこの事業の定義をつくり上げなければならない」
「事業の定義3要素
『環境』―組織が何のために存在するか。 『使命』―何をもって意義ある成果と考えるか。 『強み』―どの点で他に優れなければならないか。
『廃棄』 3年おきに、組織は、すべての製品・サービス・政策・流通網を見直さなければならない。それらを今持っていなかったとして、今から持とうとするだろうか。 成果のある処に活動を集中させ、うまくいっていない処や相対的に見て必要とされなくなったことを切り捨てる。
『市場志向』 企業の外で起きている事、とりわけ顧客でない人々について学ぶ」
「予期せざる失敗を部下の能力や偶然のせいにはせず、システムの破損・理論の機能不全の兆候と見る。予期せざる成功を手柄とはせず、前提に問題が生じていると見る。事業の定義が陳腐化するということは退歩であり、生命に関わる病気である。退歩性の病気は、先延ばししても治らない、断固たる行動しかない」
「事業の目的は、利益ではなく顧客を創りだすこと」
「今後10年間に株主と同じくらい重要になってくるのは、如何に知識労働者を惹きつけ、定着させ、満足させるかということ。今や知識は会社にとっての資産」
「アメリカは製造業を中心とする経済から知識を中心とする経済への移行をほとんど終えている。日本では始まったばかり、欧州の大半の国ではまだ始まってもいない。アメリカはまだまだリードしている。社会面でも、人口問題に関してアメリカは充分な出生率を保っており他の先進国に比べこの国にはまだ若者が大勢いる」
「労働者はコストでなく資産である。非常に重要なのは社会の根幹をなす絆を維持していくということ。日本には転職し易い環境と昔からの調和の精神を兼ね備えた新しい形が必要」
「新しい社会を創りだす。幸せな社会を実現するためには経済発展が重要である。同時に人間は倫理的なもの、精神的なものなくして生きていくことができない」
「社会問題はたいてい地域的な問題で、個別の対策が必要。日本でも明治時代より前には非常に強力な非営利活動の伝統があり、地域の神社やお寺がよく組織化された形でその中心的役割を担っていた。そこにはNPOの伝統があった」
「日本ほど社会の安定性を復元する力をもっている国は他にはない。しかも2度も成功している。明治時代が幕を開けた時の衝撃は想像を絶する。一夜にして。たった10年で新しいリーダーたちが新しい社会を創り上げてしまった。次は太平洋戦争。社会は完全に破壊され、物質的な面だけでなく伝統的な信念や価値観が崩れ去ったが、10年も経たないうちに新しいリーダーが現れ新しい社会を実現していった」
「日本の政治システムは、80%が都市人口であるという現実に即したものに変えなくてはならない。もう先送りはできません」
「インターネットが距離という観念を無くす。私の孫娘はインターネットで世界中に友達がいる。物理的な距離を超えて世界が広がっていくことは非常に重要で、若者達はこれ迄と違ったコミュニティーを持ち、違った世界を見ている。企業や個人は国際的な競争にさらされる。これ迄は距離が近いということは有利だったが、今はそんなことはない。金や情報に国境はもはや存在しない」
「変化はチャンスとして生かさなければ、脅威となってしまう」
「マネジメントの常識、経営戦略の前提が変わる。今から20年後にも、今のような資本主義や政治システムが変わらずにこのまま続いている可能性は低い。新しい産業が出現し、10年も経てば全く違った経済状況が生まれているでしょう」
「このような転換期に生き残るためには変化を待っていてはいけない。自ら変革の担い手となりなさい。もちろん大きなリスクがある。でも受身で変化に飲み込まれてしまうより、リスクはずっと小さい。座して敗北を待つな、まず自ら革新せよ。強みを生かせ。失敗にとらわれていては、未来は開けない」
事業の定義が明確で、規律ある組織は順調に利益をあげていますね。以前、「放送と通信の融合」と題し、東証一部上場企業の新入社員研修を担当した際、MBA保持者やヘッドハントされた最優秀とも思われる数百名を前にお薦めした3つのこと。世界のIT関連企業動向を注視すること、WBSを見ること、そして、ドラッカーの著作を読破すること。
「社是こそ、Tシャツに似合うものにしなければならない」 「何かを手に入れるには、何かを棄てなければならない。企業の成果を左右するものは、結合である。21世紀のビジネスの世界は、組み合わせ自在のおもちゃのレゴの世界である。もはや競争相手は存在しない。より多くの選択とより良いサービスがありうるだけである。この時代にあっては、柔軟さと連携による敏捷性が不可欠である」 ドラッカー 「サードプレイス ― 自宅でも職場でもない、第三の場所」 ハワード・シュルツ 「ソフトバンクの経営理念は、『デジタル情報革命を通じて、人々が知恵と知識を共有することを推進し、人類と社会に貢献すること』です」 孫 正義 「Google
の使命は、Google
独自の検索エンジンにより、世界中の情報を体系化し、アクセス可能で有益なものにすることです」 エリック
E. シュミット
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